猫のごはんや水を入れる食器、どんなものを使っていますか。
インテリアに溶け込むようなオシャレなものもたくさんあって迷いますよね。
でも、あなたが選んだその食器で猫さんはご飯を食べにくそうにしていたりしないでしょうか。
あなたが大切な猫のためにせっかく選んだごはんです。
猫さんがおいしく食事を楽しめるように、食器の形にもこだわってみませんか。
食器を選ぶポイント
食器を選ぶとき、ついつい見た目のオシャレさやかわいらしさで選びがちではないでしょうか。
しかしながら、猫はフードの食べやすさでごはんを食べたり食べなかったりすることもあります。
食器を選ぶときは猫が食べやすいであろう形状にこだわって選んであげることが大切です。
ポイントその① 高さにこだわる
食器を選ぶとき、高さは重要な項目です。
猫さんがご飯を食べている姿を見てみてください。
高さの低い食器だと、大きく首を下げて一生懸命食べていませんか。
首を下げてかがむような姿勢は猫にとっては不自然な姿勢です。
食道が曲がり、腹部を圧迫することで吐き戻しの原因にもなります。
特に老猫には苦しい姿勢なのです。
食器の高さを確保してあげることで、不自然な姿勢でごはんを食べることを解消してあげられます。
一番いいのは脚付きの食器を使うことでしょうが、箱などを台にして高さを確保してあげることでも解決します。
また高さを確保することで床からのほこりの侵入を防ぐ効果も望めますので、長時間清潔なご飯を保てます。
ポイントその② 重さにこだわる
食器の重さも軽視できません。
例えばプラスチック製やステンレス製の食器の場合、猫がご飯を食べるときに食器ごと押してしまい、食器の位置がずれたり、ひっくり返ったりしていませんか。
うちの猫は食器の底からすくい上げるように食べるので、軽い食器だとずりずりと前に移動してしまいうまく食べられません。
この場合は陶器の食器などある程度重さのある食器にしてあげることで解決します。
また、食器の下に滑り止めを敷くなどの対策でも食器をうまく固定させることができると思います。
ポイントその③ 大きさにこだわる
食器の大きさが小さすぎたり、深すぎたりするとご飯を食べるときに食器のふちにひげが当たり、猫は食べにくいなと感じてしまいます。
食器の大きさは猫の頭より一回りほど大きく、またなるべく浅めの形状が好ましいです。
この形状だとご飯を食べるときにもひげがふちに当たらず、ごはんを食べることに集中できます。
逆に大きすぎてもフードを多く入れてしまったり、食べてるうちに食器の中でフードが散って逆に食べにくくなってしまうので注意が必要です。
おすすめの猫食器
うちのチャー君が使っている食器は「猫壱」の脚付きフードボウルとウォーターボウルです。
こちらの製品は陶器製で安定感のある適度な重さと、足がついているので高さも確保できるし、ボウルの深さも深すぎず、浅すぎずと絶妙な仕上がりになっています。
足の裏にもシリコン製の滑り止めが付いているのでご飯を食べていた食器が動くということもありません。
陶器製で足も一体となっているので洗うのも楽でいつの清潔に保てることもポイントが高い点だと思います。
また、ウォーターボウルにはメモリが打ってあるので給水量の目安にもなり、使いやすいです。
個人的に次の食器たちも機能性と見た目を兼ね備えていてとても気になる製品です。
言わずと知れたフランス生まれのキッチンウェアブランドです。
ペット用のフードボウルなども出しているようですね。
猫壱の形に近く、使いやすそうです。
こちらは足が別になっているタイプですね。
器は手前が浅く、奥に行くにしたがって深くなるタイプでフードがこぼれたり散ったりすることを防げそうな形状です。
カラーバリエーションも豊富で見た目もオシャレですね。
こちらも足が別になっているタイプですが、ごはんとお水を一緒における構造で、見た目的に一体感があってオシャレですね。
こちらは器と足が一体になっているタイプです。
器に角度が付いているのでフートの飛び散りなどを防げそうですし、自然な姿勢で食事ができそうな形状です。
最後にうちで使っている猫壱のフードボウルとウォーターボウルです。
高さと器部分の深さが絶妙で使いやすさ抜群です。
柄のバリエーションも豊富で、きっとお気に入りが見つかると思います。
まとめ
猫の食器の選び方とその考え方について書いてきました。
大切は猫の健康を考えて一生懸命フードを選ぶのと同様に、猫が無理なくご飯を食べられるように、見た目だけでなく、機能性にも十分注意して食器を選んであげることが大切です。
また、食器は常に清潔に保ってあげることも猫の健康には大切なことです。
猫も家族ですから、人間の食器を洗うときに一緒に猫の食器も洗ってあげましょうね！
